BooksForHuman’s blog

読んだ本の感想、書評などを書いていくブログです。ミステリー、IT関連書籍中心ですが、好き嫌いなく勧められた本はなんでも読みます。

本を読もう

本を習慣的に読む人は年々減少していると思う。

実際、身の回りの人と本の話をしようとしても、「本はあまり読まないのでわからない。」と言われてしまうことも多い。

でも、私は多くのにいろんな本を読んで欲しいと思っている。(電子、紙はどちらでもいい)

自分が読んだことのある本についての感想を共有することで、他の人がどのように感じたのか知って視野を広げたり

他の人がお勧めしてくれたを読むことで、その本をお勧めしてくれた人の考えや好みを知ることができたりするからである。

 

このブログを通して本を読んだ感想や個人的なオススメ本を発信していくので、

ぜひ気になった本を手に取って読んでみてほしい。

 

 

このブログはじめての記事なので、なぜ本を読む機会が減っているかについて考えてみる。

本を読む人口が減っているのには大きく3つの理由があると考えた。

1、 スマホタブレットの利用者の増加

2、 本以外の娯楽の増加

3、 紙媒体の衰退

 

1、 スマホタブレットの利用について(読書の必要性の低下)

スマホタブレット上には多くの情報が存在し、「浅く広く」情報を得ることができる。

ネット上で一つの情報を得るのに、数秒もあれば十分である。

それに比べて、本は一冊読むのに数十分から数時間かかるので時間も集中力も必要となる。

多くの情報を一度に、短時間で得られる媒体として優れているスマホに慣れた現代人は、

一つの情報を深く知るために長時間を要する読書に抵抗があるのではないかと考える。

 

2、 本以外の娯楽の増加について(読書の娯楽性の薄れ)

前述したスマホなどもそうだが、現代には様々な娯楽が存在する。

昔は、「晴耕雨読」という言葉にもあるように天候に行動が左右されることが多かったが、

現代は雨であっても運動を楽しめるし、遠出も可能である。

また室内で遊ぶとしてもゲームや動画などで暇をつぶすことも可能になり、

娯楽の選択肢が非常に増加したことで暇つぶしとしての読書の機会が減少したと考える。

 

3、紙媒体の衰退について(読書の金銭的、物理的コスト)

環境問題やコスト作減の観点から、社会全体でペーパーレスの傾向が強まっている。紙の本についても、同様である。

また、本を買い保管すると保管に場所をとってしまうという問題もある。

電子書籍は紙の本に比べ安価で場所も必要としないが、

まだ出版業界では紙の本が優遇されており紙の本にはあるような特典がない、

雑誌を読んでも一部ページが省略されているなどの差がある。

紙の本、電子書籍ともに課題があり、購入を踏みとどまってしまう人も多いのではないかと考える。

 

 

 

 

 

それでも、本を読む意味とは何か。

その答えに対して、私が深く共感した本を紹介してこの記事を終えようと思う。

 

本を読む人だけが手にするもの

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読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)

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  • 作者:齋藤 孝
  • 発売日: 2019/01/08
  • メディア: 新書